2022.03.26
2022年2月に掲載されたホウ素二次元液晶に関する論文がNature CommunicationsのEditors' Highlightsに特集されました。
東工大ニュース2020.05.07
今の山元研はとても大きな充実した研究室になっていますが、私の在籍時(@慶應義塾大学)はまだ小規模研究室でした。何しろ、今岡先生(同期です)が学部~修士生だった頃ですから!山元先生は当時から物事をアピールするためのポイント、着眼点のユニーク性をハッキリ主張する姿勢を貫かれており、大変勉強になりました。
修士卒業後は日用品メーカーに就職しました。どんな人でも必ず毎日使うモノを通して見ず知らずの人の生活に「ちょっとの良いコト」をもたらすのは素敵だなと思ってのことでした。
入社後はずっとヘアケア商品開発に携わっています。入社時に印象深かったのは、院卒だけでなく美容師など様々なバックグラウンドの社員がいたことです。大学の雰囲気と異なり色んな価値観の人がいることが、一般のお客様の気持ちも考えやすい雰囲気だと感じ、すぐに大変気に入りました。海外メンバーとの交流機会も多くあり、国内外のお風呂場を見学したり、各国消費者の考え方や好みを学んだりしました。やはりお客様のツボをつかんでモノ作りをし、実際に評価頂けた時は嬉しかったです。
一方、思うようなモノが作れなかったり、アイデアが実現出来なかったりする情けなさもたくさん経験しました。そんな時には、常に周りの明るくプロフェッショナルな諸先輩方から多くを教わりました。自分が影響できることに集中しつつ、必要な助けを判断し、結果に対して責任を持つという姿勢を学んだと思います。
最近はいくつかの製品やプロジェクトに関わる立場となり、会社の強み弱みもより理解できてきて、今まで以上に、本当に価値あることに力を注がねばと思う日々です。
気づいたら入社からもう20年近く経ち、時代変化も感じます。例えば、私の入社時には院卒女性の先輩が非常に少なく、自分が将来、仕事と家庭を両立している姿なんて全く想像もできませんでした。実際には多くの方の理解とサポートで、仕事をしながら子供も無事大きくなり、本当に有難いと思います。今や、周りを見ると院卒女性社員が部署の半数以上を占めていて、子育てと仕事の両立を当然のように思える雰囲気が出来ているのですから、本当に大きな変化です。海外との交流の仕方も、商品のトレンドも大きく変わりました。
今は新型コロナウイルスが世の中を大きく揺さぶっています。様々な混乱もありますが、終息後の世界は色々な考え方、優先順位が大きく変わっていることでしょう。既存のフレームが揺らぐときこそ、今までしがらみが邪魔して実現できなかったことが可能になるかもしれません。だから個々人の「こうなるといいな」という想いはどうぞ大切に育ててください。山元研で日々鍛えている皆さんなら、今の研究に限らず、色んなことが実現可能と思います。影ながら応援しています。
2002年修士卒
花王㈱ ヘアケア研究所
松藤 晶子
2019.09.11
Nature Communications誌に掲載された「複数の原子からなる高次の物質の周期律を発見」に関する記事が9月4日発行の財経新聞(Web)に掲載されました。
財経新聞
東工大ニュース
Nature Communications
財経新聞 (2019年9月4日)
2019.02.08
2017年に発表したアルミニウム超原子の論文がNature誌の特集記事「Interactive Periodic Table」のアルミニウム元素で採り上げられました。
2018.10.30
Nature Communications誌に掲載された「多元合金ナノ粒子の新たな合成手法を開発」に関する記事が9月26日発行の日刊産業新聞(12面)に掲載されました。
東工大ニュース
JSTプレスリリース
Nature Communications
日刊産業新聞 (2018年9月26日 12面)
2018.09.26
Nature Communications誌に掲載された「原子の対称性を超えるナノ物質の理論的発見」に関する記事が9月19日発行の化学工業日報(7面)に掲載されました。
東工大ニュース
JSTプレスリリース
Nature Communications
化学工業日報 (2018年9月19日 7面)
2018.03.30
2017年に発表した熱活性化遅延蛍光を示すデンドリマーの有機層全塗布型有機EL材料としての展開に関する論文が同年にScientific Reports誌に発表された化学分野の論文の中でアクセス数が100位に入るTop 100 in Chemistryとして同定されました。本研究は九州大学の藤田克彦准教授、松岡健一助教との共同研究になります。また、本論文はオープンアクセスとなっております。
2018.02.27
2017年に発表した熱活性化遅延蛍光を示すデンドリマーの開発と有機層全塗布型有機EL材料としての展開に関する論文が同年にChemical Communications誌に発表されたEnergy Chemistry分野の論文の中でダウンロード数が上位に入るMost downloaded articles of 2017: Energy Chemistryとして同定されました。本研究は九州大学の藤田克彦准教授、松岡健一助教、北海道大学の中山哲准教授、山形大学の横山大輔准教授との共同研究になります。
2016.12.03
M2の戸張さん、卒業生の平林さん、大竹さん、妻鳥さんがフロンティア材料研究所の真島先生、東先生と行った「デンドリマーを原子に見立てて重合する」研究がScience Advances誌に掲載されました。